柊の庵

小さな庵から花、旅、食、猫のことをつらつら綴る他愛もない日記。

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東京物語

    先週末のこと
    久しぶりに ほんとうに久しぶりに押し入れの片づけをしていたら
    冬の尾道を旅した時の写真が見つかった
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    そして毎度のごとく 片づけは中断されて 床にぺったりと座り込んで
    アルバムを見ながら 懐かしさに耽ってしまうことしばし・・・
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    尾道というと 「転校生」や「さびしんぼう」なんかの大林宣彦監督の映画や
    某宅配便のお兄さんが車の入れないこんな細い坂道を
    荷物を持って駆けあがるCMが頭に浮かぶヒトが多いかもしれない
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    自分はなんといっても 小津安二郎監督の「東京物語」
    もちろんリアルタイムではないのだけれど 確か大学三年生の時に履修した
    視聴覚概論 とかなんとかいう授業で観た
    このたった一コマのために通学するのは いささか面倒くさかったけれども
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    小津監督映画の大ファンだった教授が講義の代わりに
    時々観せてくれる小津映画が楽しみだったのを覚えている
    ストーリーと映像が共にいいのはもちろんなのだけど
    とりわけ 小津作品で度々主演をつとめる 笠 智衆 の穏やかで飄々とした
    なんともいえないオーラに釘づけになったものだ
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    「東京物語」では 都会で忙しく生活する実の息子や娘に代わって
    なにかと世話をしてくれる原 節子演じるところの戦死した次男の嫁との
    お互いを思いやる気持ちが 言葉少ない中にも感じられて心に沁みる
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    映画や本の感想って あふれる想いとは裏腹に
    拙い語彙で伝えるのは とってもむずかしいなぁ・・・・・

    
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     一人になると急に日がなごうなりますわい……

     妻を急に亡くして 葬式をすませ子どもたちもみな東京へ帰っていき
     ひとり団扇をあおぎながらつぶやいた言葉は
     当時なんにも考えず生きていた アホ女子大生もなにかを感じたもよう・・・


     【 お ま け 】
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     そういえば
     尾道のあとには 今 朝ドラで話題のマッサンの故郷「竹原」を訪ねたんだった


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Comment

NoTitle 

東京物語、私も学生の頃、何度も何度も見ました。演劇部で東京物語をモチーフにした作品を扱ったのがきっかけだったのですが、その後、小津作品を続けて見たりしました。

杉村春子の台詞回しが当時の日本人の自然な話し方だったと聞いて、言葉も変わっていくんだなと思ったりしたことを覚えています。

未だに尾道には行っていないんですよね。一度は行ってみたいところです。「尾道ラーメン」の老舗で修業してきた人が心斎橋でお店をやっていて、それが驚くほど美味しかったので、私的には「尾道=ラーメンの美味しいところ」とインプットされていますが(^^;)

ラーメンも兼ねて一度ぜひ♪と思っている街です。



  • posted by あにもも 
  • URL 
  • 2015.02/22 16:41分 
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  • [Res]

おへんじ。 

□あにももさま
あにももさん 演劇部だったんですねー!
舞台 観てみたかったな

杉村春子も小津作品の常連で
さすがの演技力で脇をしっかり固めていましたよね
笠 智衆はワタクシの理想の男性ですw

尾道も猫の街なのに この旅では猫さんに出逢えなかったので
いつの日にか再訪してみたいです
最近は古民家を利用したこじゃれたカフェや雑貨屋さんが
新しくできたみたいで 少し様変わりしたのかなぁ・・・
あにももさん きっと好きな街だと思いますよ~
  • posted by 鳴兎 
  • URL 
  • 2015.02/22 22:15分 
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猫と酒と旨い肴と本が傍らにあれば
ほぼご満悦な日々。

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