柊の庵

小さな庵から花、旅、食、猫のことをつらつら綴る他愛もない日記。

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かさねえり

    今年 新成人となられたみなさん おめでとうございます
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    近所に買い物がてら 八幡宮を覗いてみたら
    振袖姿のお嬢さんがご家族やお友だちと写真を撮ったり 談笑したり
    冬特有の雲一つない青空と陽ざしも相まって それはそれは華やいでいた  
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    ワタクシの成人の日の想い出はあまりいいものではない
    というのも
    母が大晦日にお正月の準備をしていて 買い忘れた物を思い出し
    閉店間際のスーパーへ行ったら 甘エビの刺身が一パック30円にまで
    値引きされていたらしく興奮気味に何パックも買い占めて
    その足で近所に配りにいったのだ
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    そして・・・
    その帰り道に急こう配の坂道で転んで 手首の骨を折ってしまった
    真っ青な顔をして 痛い痛いと泣きながら家に入ってきた母を
    父は血相変えて自転車の後ろに乗せ 整形外科に飛び込んで・・・
    一家団欒の時を過ごしていたであろう病院のご家族も驚いたことだろう
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    夜も更けて 手首から腕まで包帯でぐるぐる巻きにされた母は
    なんとも情けない顔で 痛みに耐えながら寝込んでしまった
    翌日からのお正月も着付けをしてくれるはずだった成人式も
    家の中の空気が重かったのはいうまでもない・・・
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    大体 大晦日の紅白歌合戦が始まろうって時間に
    甘エビが一パック30円だったから と押しつけがましくされた
    近所のヒトだって そりゃあ迷惑だっただろう・・・
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    当時 大学2年生だった自分も 夜の明けきらぬうちに起きて
    ガスでご飯を炊いて 味噌汁とおかずを作って 父親と自分のお弁当を詰めて
    外に置いてあった2層式の洗濯機で洗濯して・・・
    駅まで自転車を全速力で漕いで 実習で使う物でふくらんだかばんを持って
    あばら骨が折れそうなくらい混んでいる山手線にゆられ
    やっとの思いで学校に着いて・・・
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    母の手首が完治するまで それはもうてんやわんやの毎日だった
    ただでさえ病弱で寝込むことも多いんだから
    ほんと余計なお節介なんかしないで 大人しくしていてほしい と
    しょっちゅう思っていたものだ
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    境内でご両親と一緒に仲良く写真を撮りあっている新成人たちを見ていたら
    当時のことを想い出してなんだかしんみり切なくなってきてしまったので
    足早にその場を後にした
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    そして
    いろいろ難ありの 性格も変わってる母だったけれども
    そんな母に ふとした仕草が似てきたなぁ と感じることがしばしばあって驚愕する
    もちろん お節介がすぎるところも

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    成人の日とは全く関係ないけれども
    帰宅して撮った写真をパソコンに取り込んでみたらば
    振り袖姿より猫の写真の方が多かったのはなぜ・・・

    ねこレーダー 2015年もびしばしきてます


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      このおかしな親子を反面教師にすれば 立派な大人になれるんにゃ


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Comment

NoTitle 

おはようございますー。
お母様の心中お察しします..
娘の門出のために、それまでいろんな準備をしながら
一番楽しみにされてたはずですからΣ(´ω`°)
成人式は子どもが大人になったお祝いの日ですが
親にとっても子育てのひとつの大きな節目。
二十歳まで立派に育てた自分を誉める日でもあると
人にそう言われて、ぐっときましたよ。
そうそう、親のイヤな部分が時々自分に思い当たって
身震いする時あります(笑)
  • posted by もちこ 
  • URL 
  • 2015.01/14 10:06分 
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おへんじ。 

□もちこさま
こんばんはー
この度はお嬢さんの成人式
おめでとうございました

そっか やはり母親目線なんですね
子どもを持ったことがないから
いつまで経っても大人になりきれなくて
こんなに年月がすぎたのに
母に直接言えなかった不満をだらだら書いちゃって・・・

気分を悪くさせちゃったらごめんなさいね
  • posted by 鳴兎 
  • URL 
  • 2015.01/14 23:48分 
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  • posted by  
  •  
  • 2015.01/15 16:39分 
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おへんじ。 

□鍵コメさま
まぁ!
そうだったんですね・・・
いろいろ納得です(^_-)-☆

寒い日々が続きますので
お体ご自愛くださいませね。
  • posted by 鳴兎 
  • URL 
  • 2015.01/15 23:14分 
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NoTitle 

わたしは「成人式なんて出なくて良い」と母が強硬で、成人式に出られませんでした。「まともな大人になった訳でもないのに、親にお金出してもらって振り袖着て、何が嬉しい」とまぁ身も蓋もないというか・・・ですので、もちこさんのコメントを拝見して、「これぞ親心」と思ったのでした。「親」と一口に言いますが、いろんな親がおります(^^;)

お母様のエピソードは共通性がありますね。もし、友達だったり夫だったりしたら「かわいい」って思うかも。それにしても親子の関係は難しいです。きっと複雑な思いでいらっしゃっただろうと思います。私も子どもがいないので、なかなか親目線でものを考えることができません。せいぜい「みーが人間だったら・・・」とか「こうちゃんが人間だったら・・・」くらいで(^^;)まぁそれも人生でしょうか(^^)


  • posted by あにもも 
  • URL 
  • 2015.01/16 23:20分 
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おへんじ。 

□あにももさま
あにももさんのお母様の成人式への考え方は
以前 七五三の記事でも書いてくださってますよね

その時にも思ったんだけど・・・
うちの母親も含めて そういう性格になったのは
育った家庭環境や幼少期になにかあったのでは
と思うようにして 許すようにしています
そうでないと
あまりにも子どもが傷つくことばかり吐かれて
やりきれないですから

アタシは もし母親みたいなヒトがクラスや職場にいたら
絶対にともだちにはなれませんww
  • posted by 鳴兎 
  • URL 
  • 2015.01/18 08:43分 
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Author:鳴兎
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ほぼご満悦な日々。

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